関西大学 小川芳史
付録Cの式について
(C.8)式は
・・・(C.8)
である。
また
の関係式をもちいると(C.8)式は、
・・・・(C.9)
となる。(C.9)分母の2はそのまま残るのではと思います。
(C.16)は
・・・・( C.16)
となる。
ここで回転する電気分極を導入する。(;右;左)またを用いるととできる。まず
同様に
よって
・・・・(1)
となる。
ここで(C.16)式のを通分し、分子を考えると
・・・・(2)
となる。ここで後ろの斜線部が0とならなければ(C.17)は求められない。ここで1軸違法性などでは一般にであったので斜線部が0となることを仮定する。よって(C.16)式に(1)式を代入すると、
・・・・(C.17)
となる。これが私の解釈です。しかし(1)式で絶対値をとりながらその虚部を用いることに、数学上、物理上の間違いがあるようにも私は感じます。式変形と物理解釈がこれで正しいかコメントをいただけたらうれしく思います。
またより
・・・・(C.18)
となる。ここで分母に2が必要だと思います。でないと式(4.40)と一致しません。
誘電率はであるから
・・・・(4.40)
となる。